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キラリと、おしゃれ

豊かな暮らしって何だろう?

そう考えながら、探した本、津端夫妻の「キラリと、おしゃれ」を読んでいた一説にこう書いてありました…

■以下文章

義母が亡くなる前の三年半にいろいろと考えさせられました。

一人暮らしの義母がヴィラに入ることになりました。

ヴィラの生活は確かに快適でした。

 義母も一人で暮らしていた時は、毎日、好きな革のロウケツ染に夢中でお友達に作品を分けて差し上げていました。注文を聞き、染色店や皮屋さんと交渉し、仕立て屋さんに出してアトリエを一人で経営していましたからボケてはいられませんでした。

 ヴィラでも当然続けられると思って彼が用意しましたが恵まれすぎた環境のなかで、ある日からやる意欲が萎えはじめました。ヴィラに入って一年で休業です。

そして、多発性脳梗塞で倒れたあとは、集中治療室暮らしとなりました。義母をみていて、年をとれば頭も体も弱るのがあたり前。

それでも自立の意欲を失わないためには、いつでも誰かの役に立つ働きを心がけなければ。「自分一人のためには、人間って生きられないんだなあ」と、しみじみ思いました。

以上

いろんな考え方はあるだろうけど、僕らは高齢者になって一人暮らしでも自立した生活や生涯現役で社会と接点が持てる仕組みづくり。介護のお世話になる手前の予防が様々なカタチで提供できるようになりたい。

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